シナリオ作成に役立ちそうな映画探し その1「仄暗い水の底から」
前置き
CoCのホラーシナリオを書くにあたって
「よく考えたらホラー映画とか全く見ないからホラーがわからないな」
と感じたのでホラー映画を見て備忘録的に小学生並みのレビューすることでシナリオに活かそうと考えました。
今回見た映画
「仄暗い水の底から」2002年上映
・AmazonPrimeVideo
https://www.amazon.co.jp/dp/B00FIWI692
Amazonのレビューは3.1なのであまりよくないですかね。
見るに至った経緯
「ホラー映画 おすすめ」でGoogle検索し最初に出てきたサイトのおすすめだったのと、タイトルだけ知っていて内容を知らなかったので。
ここから先は映画「仄暗い水の底から」のネタバレを含みます。
雑な感想等
びっくり系だと本来の趣旨である「CoCのシナリオに活かす」というのに反してしまうのと純粋に苦手なので事前にびっくり系でないことを調べてから視聴しました。
実際驚かせてくるようなシーンは二、三度ほどしかなく、それほど大胆でもないのでびっくりするような映画が苦手でも普通に見られると感じました。
主人公の女性は離婚調停中で親権を元夫と争っており、主人公と子供は二人暮らしのためにマンションに引っ越しますが、その引っ越し先のマンションが呪われていて、それに巻き込まれた主人公は最終的に死亡(?)し子供は生き残る、というストーリーです。
一番の感想としては、「離婚調停が幽霊のせいでめちゃくちゃになったのめっちゃかわいそう」でした。
離婚調停相手の元夫がめっちゃ腹立つ感じで、しかもそれ話の本筋とは何ら関係ないんですよ。話のオチに絡んでくるわけでもないのに純粋に不愉快なだけっていう。というか元夫に限らず主人公の周りの人物が腹立つ奴ばっかでした。多分主人公の精神状態がいかに追い詰められているかを表現するためだとは思うんですが本筋にあまり絡まないそこが気になりました。
ホラー要素は、不幸な事が重なって死んでしまった園児の幽霊がめっちゃ水攻めしてくるって感じで、全体としては普通に生活していたら徐々に怪奇現象が拡大浸蝕してくる部分が怖かったかもしれないです。シーン別では、貯水タンクがぼこぼこになるシーンと、我が子を助けて逃げてると思ったら自分の家から我が子が出てきて入れ替わりに気付くシーンが怖かったです。
シナリオに活かせるかどうかですが、やはり日常が浸食されていく=自分にも怒るかもしれない恐怖というのはなかなかのものだと感じたのと、童謡や遊び(今回はかくれんぼ)のキーワードが引き金になるのは生活と密接していて恐怖を煽れるのではないかと感じました。
総評としては、Amazonレビューの3.1は妥当かなぁといった感じです。
怖さもまあまあでした。
ここまで読んでくれた奇特な方がいればコメント欄とかでオススメのホラー映画(できればアマプラで見られるもの)あれば教えてください。よろしくおねがいします。